およそ9年前に購入したオフィスチェアのエルゴヒューマン(プロ)。
ほとんど毎日、数時間は使ってたでしょうか。
自宅使用なのでそれほど激しい使い方ではなかったとはいえ、よくぞここまで故障らしい故障もなく持ちこたえてくれたものです。
しかしながらこの数ヵ月で急激に経年劣化の嵐が訪れまして。
キャスター周りのゴム?みたいなものが1個2個とはがれ落ちるわ、ひじかけの端も破れかかっているわでさすがに”寄る年波には勝てん”といった感じです。
そこでオーバーホールも兼ねて本家サポートに修理をお願いしようと調べてみたら、案の定けっこうな額(数万円)がかかるじゃあないですか。
ということでここはもう自力で直すことにしました。
※エルゴヒューマン(プロ)の特長や使い心地についてはこちらの記事をご覧ください。
キャスター交換
そうはいっても何の情報ももたないままいきなり高額椅子を修理するほどの度胸はないので一応ネットでの下調べはしております。
まずこちらが周囲がはがれ落ちてるキャスターの現状。
はがれているのはゴムではなくウレタン素材らしいですが、部屋掃除のたびに少しずつ残骸が見つかるんです。
ただなかなか修理にとりかかれずしばらくはガムテープで間に合わせの修理でしのいでおりました。
でもそんなものでなんとかなるはずもなく、結局はキャスター自体を交換することに。
まずは純正パーツから。
こちらは5個1セットで6,600円。想像はしてましたが純正品はやっぱり高いですね。
(特約店・正規代理店経由でも同額)
それならばと互換品を調べまくった結果、サンワサプライから販売されてるキャスターがどうやら合うみたいです。価格は純正品の半額以下。
キャスターなので純正品じゃなくてもしばらくはもつだろうとの意味不明な理由で即購入。
購入したキャスターは販売ページ内では「ユニット数1」と書いてある場合がありますが5個1セットの商品です。
純正品との形状の比較がこちら。
こうやって見較べてみるとやはり純正品の方がしっかりした作りのようには見えますね。
まあそこが価格の差なんでしょうけどもう互換品を購入しちゃった後ですから考えてもしょうがない。
さて実際にウレタン部がはがれていたキャスターは3個。残り2個は見た目的には問題なさそう。
でもそれも時間の問題でしょう。
なので今回は5個全部を新品のキャスタ-に交換することにしました。
作業自体は(古いキャスターを)外して(新しいのを)はめるだけなので時間はほとんどかかりません。
むしろ重いチェアを慎重に横向きにする方が大変でした。
差し込む部分の(金属軸の)”径”とかはおそらく規格品でしょうから、(勝手な推測ですが)実際にはどのメーカーでも大丈夫かと思われます。
これで”元通り”になりました。
今のところキャスターの滑り自体も特に問題はありません。
(あとは耐久性の問題ですが、これに関してはまた数年後?のご報告になるかと)
ひじ掛け交換
もう一つの”故障”個所がひじ掛け。厳密にはひじ掛け”カバー”になるんでしょうか。
現状こんな感じで、ひじを動かすとすぐにめくれてしまうほどボロボロの状態です。
(実際にはガムテープで補強してます)
ひじかけ(カバー)に関してはその椅子独自の規格品なのでこれは純正品に頼るしかないです。
ということで新品の純正品を購入(5,280円)しました。
(ご丁寧に取扱説明書付き)
作業内容はひじ掛け下のネジを数本外していくとひじかけ(カバー)が外れる仕組みで、あとは新品に乗せ換えてまたネジを締め直すという簡単なもの。
ものの数分でひじかけ(カバー)の交換が完了です。
筆者が購入したプロ(ヘッドレスト付き)はすでに『旧型』になっており、2023年10月現在ではアップデートした「プロ2 High」として販売されてます。
エルゴヒューマンの販売サイトならこちら。
リンク先は「プロ2 LOW」ですが、ページ内でHigh(価格が若干高め)や他のタイプも選択可。
筆者が購入したエルゴヒューマン特約店の「WORKAHOLIC」はこちら。
同じくページ内で他のタイプも選択可。
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